なお続く命の危険 ― コロナ禍緊急支援対策本部を設置
一般社団法人 大阪市視覚障害者福祉協会 会長 川越 利信(かわごえ としのぶ)
緊急事態宣言は賛否両論のなか、関西に続き関東地区も解除されました。しかし、命の危険はなお続きます。私たちの組織は高齢者の比率が高いです。気を緩めないでコロナ禍回避対策を持続しなければなりません。
ワクチン接種がいよいよ始まります。予約手続きから始まって、会場での接種手順など、視覚障がい者は情報把握に関して不安だらけです。
また、地震などの災害も気になります。コロナに気を取られている内に、各地で地震が頻発しています。コロナ対策と同時に地震災害への備えも必要です。防災グッズの用意や、発災の際の対応の仕方など、認識をあらためる必要があります。
そこで、本会では、大阪市に在住在勤の視覚障がい者を対象に、地震災害対策も視野に入れたコロナ禍緊急支援対策本部を3月1日付で設置しました。
専用電話は、080-1465-4361です。月曜から金曜日の9時30分から17時まで対応させていただきます。
もっか各区の代表者と連携を図り、コロナで困っている人はいないかの確認や、連絡網の再確認、ワクチン接種に関する情報を収集するなどしながら、対策を軌道に乗せるところです。いろいろな情報をお寄せいただければ幸いです。
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