一般財団法人 大阪市身体障害者団体協議会

新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

一般財団法人大阪市身体障害者団体協議会の皆様におかれましては、ご家族とともに、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

貴協議会におかれましては、昭和33年の設立以降、60年以上の長きにわたり、身体に障がいのある方の福祉の増進のため、社会参加の機会の確保や障がいに関する啓発など、実に様々な活動に取り組まれ、本市における障がい者施策の推進に大きな役割をはたしていただいております。手嶋会長をはじめ、役員、会員の皆様方に、厚く御礼申し上げますとともに、平素からの継続的な活動に、深く敬意を表する次第であります。
昨今は、新型コロナウイルス感染症拡大により、日常生活においてもご苦労が多い中、感染症拡大防止に留意した上で積極的に活動いただいていることに感謝申し上げます。

さて、国においては、読書バリアフリー法、電話リレーサービス法の成立を受け、ICTを活用した情報発信、コミュニケーション支援の取組や、社会参加促進も進められております。そうした動向を踏まえ、本市といたしましても、「あいサポート運動」において、オンライン配信による「あいサポート研修」を実施するなど、ICTを活用し「ウィズコロナ」時代を見据えた、啓発活動の推進に努めています。

また、昨年3月には、関係者の皆様のご協力のもと、「大阪市障がい者支援計画・障がい福祉計画・障がい児福祉計画」を策定いたしました。ご協力いただいた皆様には深く感謝を申し上げますとともに、この計画に基づき、複雑・多様化するニーズに的確に対応し、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けた取り組みを一層進めてまいりますので、皆様方の引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

年頭にあたり、一般財団法人大阪市身体障害者団体協議会のますますのご発展と、会員並びにご家族の皆様のご健勝、ご多幸、そして、本年が皆様方にとって実り多い一年となりますことをお祈り申し上げまして新年のごあいさつとさせていただきます。

令和4年 元旦
大阪市長 松井 一郎(まつい いちろう)

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