一般財団法人 大阪市身体障害者団体協議会

大阪市要約筆記者養成講座

 市身協では、大阪市からの委託を受けて聴覚障がい者の自立と社会参加の促進に資することを目的とした大阪市要約筆記者養成講座を実施します。
 要約筆記とは、聴覚障がいのある方(とりわけ難聴者、中途失聴者)のために、話の内容をその場で文字にして伝える筆記通訳です。「話す」スピードは「書く」スピードより速いため、全てを文字化できないので、話の内容を要約しつつ、筆記することから「要約筆記」と呼びます。

 大阪市では、この要約筆記の技術を習得し、会議や講演等でコミュニケーション支援の活動をしていただける方を対象に養成講座を開催し、要約筆記者の養成を行います。手書きにより情報を伝える「手書きコース」と、パソコンに入力して情報を伝える「パソコンコース」の2コースがあります。

 令和4年度受講生のかたには、令和4年5月26日~令和4年12月8日まで全21回の講義を受講していただきます。

 本講座は大阪市の要約筆記者として登録するために必要な、「全国統一要約筆記者認定試験」への合格を目指していただくことを目的としており、今回の講座を修了した方は、令和5年2月に行われる予定の「全国統一要約筆記者認定試験」の受験費用は免除されます。

 令和4年度の受講者の募集は終了しておりますが、例年3月に大阪市HPで募集がありますので、養成講座にご興味をお持ちの方は、令和5年度養成講座をお申込みください。

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