令和5年4月6日 造幣局「桜の通り抜け」が開催されました。
今年の桜は140品種339本です。造幣局では、桜の通り抜けに親しみを持っていただくため、数多くの品種のうちから一種を「今年の花」として選び、毎年紹介しています。
今年の花は「松月(しょうげつ)」です。「松月」は、東京荒川堤にあった名桜で、京都の平野神社の桜「平野撫子」に似ています。花は最初淡紅色で、次第に白色となり、花弁数は25枚程で、葉化雌しべがあります。
今年は、新たに「伊予熊谷(いよくまがい)」と「舞姫(まいひめ)」が登場します。「伊予熊谷」は、匂い桜の一種で、愛媛県土居町(現・四国中央市)で栽培されており、その名は、匂いが川の流れにのって植栽地から4キロメートル下流の熊谷橋まで届くことに因んでいます。
「舞姫」は、つぼみは紅色、花は淡紅色、花弁数は15枚あり、葉が出る前に花が咲き、樹全体を花で覆うため鑑賞性の高い桜です。
(写真)立派に咲き誇る、今年の花「松月」
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