大阪市手話奉仕員養成講座の近況とこれから
大阪市聴言障害者協会 会長 廣田 しづえ(ひろた しづえ)
手話奉仕員養成講座で嬉しい悲鳴が起きています。手話のドラマが影響しているせいか、今年度は初級課程で申し込みが殺到。例えば、北区では定員25名で公募したところ、100名以上の申し込みがあり、住吉区でも85名の申し込みがありました。会場の定員数に沿ったルールであることと、できるだけ少人数にして効率的な講座を進めるため、定員どおりの受付となりました。
講座は1年続きますので根気よく学んでいただけるように、講師たちがいろいろと工夫をして講義をおこなっています。しかし、学習に使うテキストは10年前に発行しており、現状に合わない内容も出てきました。7月に全面改訂した新テキストが発表されたことにより、2年後には、そのテキストを使用した講座の運営を目指します。たとえば、掲載している手話単語数が倍以上になっていること、手話文法をきちんと説明していることなど、学習内容が充実しています。
今年選にもれた方もふくめて、次年度も多くの方の受講申込をお待ちしています。
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