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「手話に関する施策の推進に関する法律」が施行されました
手話は、音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語で、聞こえる人たちの音声言語と同様に、ろう者の方々にとって大切な情報の獲得とコミュニケーションの手段として重要な役割を担っています。
我が国も平成26年に批准している「障害者の権利に関する条約」で、手話も言語であること、手話を必要とする全ての人が手話を通じて容易に必要な情報を取得し、十分なコミュニケーションを図ることができるよう必要な措置をとるものとされました。
大阪市では、手話に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図り、もって全ての市民が、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に寄与することを目的として「大阪市こころを結ぶ手話言語条例」を平成28年に制定し、様々な施策を進めています。
今般「手話に関する施策の推進に関する法律」が6月25日に公布・施行され、手話の習得や使用に関する施策、手話文化の保存、継承及び発展に関する施策、そして手話に対する国民の理解と関心を深めるための施策などを総合的に推進することとされました。
同法により新たに「手話の日」とされた9月23日、啓発イベントとして、関係各所の協力を得て、大阪市役所とその周辺、海遊館前広場と天保山大観覧車をブルーライトアップする取組を実施しました。
(写真)ブルーライトアップした大阪市役所玄関
*問合せ先
大阪市福祉局障がい福祉課
Tel:06-6208-8072 Fax:06-6202-6962
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