(2)新年のごあいさつ
迎春の候、謹んで新年のごあいさつを申し上げます
平素は大阪市聴言障害者協会に、皆さまの多大なご協力を賜りまして心から深く感謝を申し上げます
2025年は本当に感動的な年でした。100周年を迎えるデフリンピックがついに日本で開催となり、「東京2025デフリンピック」(昨年11月15日~26日開催)において、金銀銅メダルを獲得した選手や好成績を残した選手たちから、聞こえない、聞こえにくい子どもや若い人は新たな希望と夢がもてる元気をいただきました。
大阪市聴言障害者協会の昨年の活動についてご報告します。2025年4月開設された京阪聴覚障害者センターけいけいの募金を行いました。(2026年3月まで継続し取り組みますので、引続きご協力をお願いします。)
大阪市手話奉仕員養成講座は新テキストカリキュラムによる連続講座がスタートし、初級課程受講申込91名のうち修了者は84名でした。中上級(基礎課程)受講申込25名のうち、現在24名が受講しています。
「手話に関する施策の推進に関する法律」が2025年6月25日公布・施行され、大阪市福祉局障がい福祉課のご協力のもと、「手話の日」とされた9月23日に啓発イベントとして、天保山海遊館大観覧車や他6か所でブルーライトアップを実施しました。「9月23日は手話の日です 手話も一つの言葉であり、守り育てていく文化を知ってください」という文字点灯を行いました。
東京2025デフリンピックによる全国キャラバン活動では、大阪市役所で大阪市在住の代表選手の壮行会を行い、花道を作って代表選手を送り出しました。
昨年6月23日・7月1日に大阪関西万博へ、あゆみ号を使用し見学に行きました。現地では障害者差別解消法の合理的配慮、障害者アクセシビリティ・コミュニケーション対応が十分なされておらず、会場ごとに終始字幕挿入を行う、常時手話通訳者を配置してもらうなど、今後の課題が残りました。
大阪市聴言障害者協会では、2026年は「手話に関する施策の推進に関する法律」の課題に集中して取り組みたいと思っています。全国都道府県では大阪だけが手話通訳者全国統一試験が未実施のため、他県から転居しても活動できないという問題を受け止め、大阪市に実施取り組みのお願いをする必要があります。また合理的配慮の提供を義務化した障害者差別解消法は施行されていますが、まだまだ見えない差別的な背景からの不提供が現存しています。あきらめず、前向きに取り組みます。
いくつかの課題がある、「大阪市こころを結ぶ手話言語条例」や「大阪市身体(聴覚)障害者施策」を一つ一つ点検し、行政の動向を注視しながら、聴覚障がい者の不利、不便のないように、改善を積極的に提起し、聞こえない人も聞こえにくい人も聞こえる人も住みやすい街づくりに、大阪市手話サークル連絡会、大阪手話通訳問題研究会大阪市ブロックとの連帯連携をさらに強めていきますことをお誓いして、私の挨拶とさせていただきます。
令和8年元旦
大阪市聴言障害者協会
会長 廣田 しづえ
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