要約筆記者養成講座とは
大阪市では、聴覚障がい者とその他の者との円滑な意思疎通を支援するため、要約筆記者を養成し、聴覚障がい者の自立と社会参加の促進に資することを目的に、毎年 大阪市要約筆記者養成講座の受講者を募集しています。
概要
要約筆記とは、聴覚障がいのある方(とりわけ難聴者、中途失聴者)のために、話の内容をその場で文字にして伝える筆記通訳のことです。「話す」スピードは「書く」スピードより速いため、全てを文字化できないので、話の内容を要約しつつ、筆記することから「要約筆記」と呼びます。)
大阪市は、この要約筆記の技術を習得し、会議や講演等でコミュニケーション支援の活動をしていただける方を対象に養成講座を開催し、要約筆記者の養成を行います。手書きにより情報を伝える「手書きコース」と、パソコンに入力して情報を伝える「パソコンコース」の2コースがあります。)
本講座は大阪市の要約筆記者として登録するために必要な、「全国統一要約筆記者認定試験」への合格を目指していただくことを目的としています。(修了要件あり))
今回の講座を修了した方は、令和6年2月に行われる予定の「全国統一要約筆記者認定試験」の受験費用は免除されます。)
受講対象者
基礎的な日本語による文章作成力のある方で、大阪府内に居住又は勤務されておられ、講座修了後に大阪市要約筆記者として活動が可能な方
※受講に先立ち、基礎的な日本語による文章作成レベルなどが受講要件を満たしているかの確認を行い、その受講の可否を判定します。
※パソコンコースについては、講座にノートパソコン(OSはWindows8以上、Mac・タブレットは不可)を持参でき、ファイル保存等の基本操作ができる方で、キーボード操作に関してタッチタイピングにより1分間70文字程度の文章入力ができる方が対象となります。
募集人数(定員)
手書きコース:20名程度
パソコンコース:20名程度
開催日程
●受講説明会: | 令和5年5月11日(木曜日) |
●講 座: | 令和5年5月25日(木曜日)から12月14日(木曜日)までのうちの 計21回(各回13時から17時、合計84時間) なお、試験までの期間に補講を任意で受講できます。 |
講座会場
長居障がい者スポーツセンター(大阪市東住吉区長居公園1-32)
※受講日程によっては、場所が変更となる可能性があります。
受講費用
無料(但しテキスト代及び教材等の一部は自費負担有)
申込期間
令和5年3月1日(水曜日)から3月31日(金曜日)【申込 終了しました。】