一般財団法人 大阪市身体障害者団体協議会

8.(項目)
障がい者にとって社会参加の重要な機会である障がい者スポーツの発展充実ならびに、東京パラリンピック開催後のパラスポーツのさらなる振興のため、老朽化した長居障がい者スポーツセンターの建て替え等を要望する。
(回答)
長居障がい者スポーツセンターは、「障がいのある方がいつ一人で来館しても指導者や仲間がいて、安心していろいろなスポーツを楽しむことができる」という基本方針のもと、スポーツを通じて障がい者の自立と社会参加を目的として、昭和49年に全国で初めて開設した、障がい者専用のスポーツ施設です。
これまで、専門性の高い指導員を配置してスポーツ指導に当たるほか、各種スポーツ教室や競技大会の開催、スポーツクラブやボランティアの育成等にも先駆的に取り組み、平成9年に開設した舞洲障がい者スポーツセンターとともに、全国の障がい者スポーツの発展を牽引してまいりました。
長居障がい者スポーツセンターは開設から46年が経過し、老朽化の現状、障がい者スポーツを取り巻く環境の変化、利用者の増加やニーズが多様化する中、2020東京パラリンピック競技大会を控え、障がい者スポーツに対する関心の高まりを契機として、障がい者スポーツをより一層振興していく必要があります。障がい者スポーツ振興を通じた共生社会の実現に向け、長居障がい者スポーツセンターは重要な拠点施設でありますが、開設から46年が経過し、施設の老朽化の現状や新たな障がい者スポーツのニーズも踏まえ、施設整備の方向性の検討を進めているところです。
(担当)福祉局 障がい者施策部 障がい福祉課

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